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BUYMA(バイマ)のお買い物での関税を把握しよう

  
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BUYMA(バイマ)のお買い物での関税を把握しよう

01|はじめに

今回はBUYMA(バイマ)でお買い物をする時に気になる「関税」について解説します。

有名ブランドアイテムがお得に購入できるBUYMA(バイマ)ですが、販売されている多くの商品は
海外からの輸入品のため避けては通れないのが関税の問題です。

安かったから注文したけれど、商品が届いたら関税が請求された!

前に注文した時は関税がかからなかったのに、今回は請求された・・・

という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際のところ、関税が原因でトラブルに発展するケースは珍しくはありません。

今回は、BUYMA(バイマ)で商品を購入する方向けに、安心して利用いただくための関税情報を紹介します。

BUYMA(バイマ)でショッパーをされている方も、購入下さるお客様が関税の支払いについてどのような仕組みになっているかを知ることはとても重要ですので、参考にしてくださいね!

02|BUYMA(バイマ)での関税とは?どんな時にかかるの?

日本には様々な税金がありますが、関税は日常生活にあまり馴染みのないものです。
そもそも関税とはどのような時にかかる税金のことを言うのでしょうか。

辞書などで調べてみると、次のように説明されています。

貨物が、ある境界線を通過するとき、それに割り当てて徴収する税
特に、外国から輸入する貨物に対して国家が課する税。税関で徴収する

つまり「関税=海外からの輸入品にかかる税金」です。

BUYMA(バイマ)で販売されている商品の中には、海外からお客様のお手元へ直接お届けするものがありますが、海外からの輸入品は必ず税関と呼ばれる機関を通過しなければならない決まりになっています。
この時に徴収されるのが関税です。

BUYMA(バイマ)では「輸入消費税」「通関手数料」も含めて関税と呼ぶことが多いですね。

03|一般的に関税制度がある理由

日本の関税制度というのは「安い外国製品から国産の商品や産業を守るため」にあります。
安い外国製品をそのままの価格で販売すると、高い国産品が売れにくくなるからです。

例えば、牛肉はよく挙げられる代表例の一つです。
外国産のほうが国内産よりも安いことで知られていますが、仮に関税制度がなかったとしたらその価格差はさらに大きく開くことになります。

そうなると消費者の多くは、安い外国産の牛肉を選んで購入するようになります。
そうなると国産牛肉が売れなくなれり、畜産農家さんは職を失い、美味しい和牛を継承する人もいなくなります。
そこで輸入品に税金をかけて、国産品との価格差をなくしているというわけです。

04|BUYMA(バイマ)で注文すると必ず関税がかかるの?

では、BUYMA(バイマ)で海外ブランドの商品を購入した場合にも、必ず関税がかかるのでしょうか。

BUYMA(バイマ)のルールでは、関税について以下のように定められています。

原則として、海外から品物を輸入した場合、関税は「輸入者(受取人)」が支払う

ここで言う輸入者(受取人)とは「海外から届く商品を日本で最初に受け取る人」です。

先述のとおり、BUYMA(バイマ)では海外のバイヤーが現地のブランド直営店やセレクトショップで買い付けた商品を日本のお客様に直接発送するケースがよくあります。

この場合、日本に届いた商品を最初に受け取るのはお客様ですので、お客様に関税をお支払いいただくことになります。

この内容は、BUYMA(バイマ)ガイドや注文時のカート画面にも記載されているのですが、記載箇所が少し見づらいため、関税が請求されて驚いてしまうお客様もいらっしゃいます。
これがBUYMA(バイマ)のルールだということをご理解のうえで、商品のご注文を検討していただけると幸いです。

05|BUYMA(バイマ)で関税の金額がいくらか知るには?


関税負担がある商品の購入の検討をする際、必要な関税がいくらなのかは当然知りたいですよね!

しかし、これについてはバイヤー側から「◯円かかります」と明確にお伝えすることができません。

というのも、関税は品物の種別や素材などによって細かく税率が決められており、実際にいくらかけるかは税関の判断になるからです。
消費税のように税率が一律ではないので、商品ごとにチェックが必要です。

とはいえ、何も知らずに購入するのも不安ですので、参考までに商品カテゴリごとの大まかな関税率をまとめてみました。

アイテム別・関税率の目安
 衣類    :商品価格の10%
 革製のバッグ:商品価格の8〜16%
 革靴    :商品価格の30% or 4,300円のどちらか高いほう
 アクセサリー:商品価格の10%
 スマホケース:商品価格の5〜10%

ショッパーによっては過去の販売経験から関税がいくらくらいかかるか把握されている方もいますので、心配な方は購入前に問い合わせてみましょう。


06|BUYMA(バイマ)で関税がかからない/免税になるケース


BUYMA(バイマ)を複数回ご利用いただいているお客様の中には、

前に注文した時は関税がかからなかったのに、今回は請求された・・・

という経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

このように関税がかかったりかからなかったりするのはなぜなのか、その理由は以下の2つです。

国内発送の商品

BUYMA(バイマ)では「関税は輸入者(受取人)が支払う」のがルールでした。

国内発送の商品の場合、海外から送られた商品を日本で最初に受け取るのはお客様ではなくショッパーです。
したがって、関税はバイヤー側で既に支払いを済ませていますので、お客様が支払う必要はありません。

商品代金が16,666円以下

関税は「課税価格の合計が10,000円以下」の場合は免税となります。

さらに個人で使用する目的で輸入する場合だと、課税対象になるのは商品代金の60%ですので、実際は10,000 ÷ 0.6 ≒ 16,666円までの商品であれば関税はかかりません。

ただし、革製の靴やバッグ、ニット製の衣類など、中には課税価格の合計が10,000円以下でも免税が適用されないものもあります。


07|BUYMA(バイマ)で関税がかかった場合の支払い

BUYMA(バイマ)を利用した際に関税がかかった場合にはどのようにして支払えばいいのでしょうか。

関税の支払い方法は、以下の3パターンが一般的です。

  • 商品を受け取る際に現金で支払う
  • 商品到着後に届く請求書で支払う
  • 税関から届く通知書で指示された方法で支払う

7-1|商品を受け取る際に現金で支払う

商品がご自宅に届いた時に、配送会社の人に現金で支払いをするという流れです。
宅配便の代引き払いと同じような感じですね。

7-2|商品到着後に届く請求書で支払う

商品が届いてから数日〜数週間後に請求書が送られてきますので、銀行やコンビニで振込をします。
すっかり忘れた頃に届いたりしますが、決して架空請求ではありません。

7-3|税関から届く通知書で指示された方法で支払う

こちらは少し難しく、税関から領収書やインボイスなどの書類を提示するよう求められることがあります。
この場合は商品を購入したショッパーにその旨を連絡して、必要書類を用意してもらいましょう。
手続きが完了次第、商品が送られてきます。


どのパターンで支払うことになるかは、配送会社によって異なります。

08|BUYMA(バイマ)で関税負担を気にせずに購入する方法

「関税っていくらかかるのかわからないから不安だし、支払い手続きもなんだか面倒・・・」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

関税の負担がどうしても気になってしまうという場合は、次のような商品をお選びいただくことをおすすめいたします。

  • 国内発送の商品を選ぶ
  • 【関税負担なし】のアイコンがついた商品を選ぶ


では、どのような商品が該当するのかをそれぞれ確認しておきましょう。

8-1|国内発送の商品を選ぶ

先ほどお伝えしたとおり、国内発送の商品は既にショッパーが関税を支払って輸入していますので、
お客様に関税の請求がいくことはありません。

商品がどこから発送されるのかは各商品ページで確認することができます。
関税がかかるのを避けたい場合は購入前にチェックしておきましょう。

また、商品一覧のこだわり検索機能を使えば、国内発送の商品だけを絞り込むことも可能です。
商品タイトルに「国内即発」などと表記されている場合はわかりやすいですよね。


8-2|【関税負担なし】のアイコンがついた商品を選ぶ

また、海外発送でも【関税負担なし】のアイコンがついている商品は、関税がかかってしまった場合に返金の申請をすることができます。

一旦はお客様に立て替えてお支払いいただくことになりますが、以下の手続きをしていただければかかったお金がBUYMA(バイマ)経由で戻ってきます。

8-3|関税の返金申請の方法

必要書類を用意する


返金申請には

  • 領収書(関税・輸入消費税、通関手数料の内訳がわかるもの)
  • 輸入許可通知書(課税通知書も・輸入申告控も同一)
  • インボイス

が必要です。返金が完了するまでは手元で保管しておきましょう。

購入リストの詳細ページから返金申請をする

支払った関税の金額を入力し、用意した書類の画像をすべてアップロードします。
申請内容に問題がなければ出品者が返金を承認します。

返金先の口座を登録する

出品者が関税の返金を承認するとお客様にメールが届きますので、案内に沿って返金先の口座情報を登録します。

まとめ

いかがでしたか?
今回はBUYMA(バイマ)を利用するお客様向けに、関税について知っておくべきポイントをご紹介してまいりました。

海外から取り寄せた商品には関税が課せられます。
BUYMA(バイマ)の商品につきましても、基本的には関税を支払う必要があると思っていてください。

関税には「商品が届くまでいくら支払うことになるかわからない」といった厄介さはありますが、それも含めてご理解いただくことで購入後のトラブルを未然に防ぎ、最後まで気持ち良く、取引ができるのではないでしょうか。

また、不明な点は遠慮せずショッパーに問い合わせてみてください。
購入前の疑問や不安を解消できるだけでなく、対応からバイヤーの人柄もわかるので、「信頼して買い付けを任せられる人かどうか」の判断材料にもなると思います。

大切なポイントをしっかりおさえて、BUYMA(バイマ)でのお買い物を楽しんでください!

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