不況に負けない!円安時代のBUYMA戦略
みなさんは普段から、為替レートをチェックしていますか?
私はBUYMAの物販スクール「eoiles」を運営していて、普段からBUYMAの情報を発信していますが、BUYMAは、海外から商品を買って販売する海外買い付けをしている方が多いので、もちろん為替レートは気になるところです。
「円安/円高がBUYMAにどう影響するの?」
「円安になった時はどうしたらいいの?」
など、今BUYMAをしている方も、これからBUYMAを始めたい方も、不安に思っている方は多いと思います。
本日はBUYMAをしていく上での円安の影響と、円安になった時の戦略をお話しますので、ぜひ参考にしていただければと思います!
円高/円安とは?
円高とはドルやユーロのような他の通貨に対する円の相対的価値が多い状態です。簡単に言うと円の価値が上がるということですね。 逆に円安とは円の他の通貨に対する価値が相対的に少ない状態のことです。簡単に言うと円の価値が下がるということです。
例えば1万円をドルに両替するとします。為替レートが1ドル=100円なら、1万円は100ドルです。 1ドル=80円なら、1万円は125ドルになります。これが円高です。 1ドル=125円なら、1万円は80ドルになってしまうんです。1万円で80ドルしか受け取れなくなり、円の価値が下がりました。これが円安です。
同じ1万円なのに為替レートによって、円の価値が変わってしまいます。
この為替レートですが、2012年の年間平均レートは1ドル=79円。2018年は1ドル=110円。 そして2022年から急激に円安が進み、10月には1ドル=151円まで上がりました。
BUYMAにおいて円安になった時のデメリット
BUYMAにおいて円安になった時のデメリットは何でしょうか? それは円安になると仕入れコストが高くなってしまうことです。 海外買い付けで100ドルの商品を仕入れるとします。1ドル=100円だと1万円で買うことができます。円安が進んで1ドル=120円になったら、同じ100ドルでも12,000円になりますよね。
円安だと稼げない?
ではBUYMAは円安だと稼げないのでしょうか?結論から言うと答えは「ノー」です。 どうしてかというとそれはみんなが同じ条件だからです。海外でみなさんが12,000円で買うものは、他の人たちもみんな12,000円で買います。なので円安が進んでも自分だけが損をするわけではありません。ライバルたちも仕入れコストが上がるので、BUYMAの全体的な相場が上がります。
では円安になってBUYMAの全体的な相場が上がったら、「BUYMA自体が稼げなくなるんじゃないか?」と思われる方もいるかもしれません。
海外で仕入れる商品の値段が上がると、国内で販売されている商品の値段も上がるんです。国内で販売されている商品も海外から仕入れていたり、日本で作っている商品であっても、原材料や一部のパーツや素材など海外から輸入している場合が多いので、すべて国産の素材を使用している場合を除けば仕入れコストは上がります。すべて国産の素材を使用している商品はもともとの販売価格が高いですよね。
そのため円安/円高の影響で、ライバルとの価格競争の面や、国内販売価格との比較の面で誰かが有利になったり不利になったりすることはなく円安になったからといって稼げなくなるということはありません。
とは言うものの、販売価格が全体的に上がれば「今は買わないでおこう」という人のような“買い控え”が続く可能性があります。BUYMAだけに限りませんが、BUYMAでも全体的な販売数が減ってしまうリスクがありますのでそのための戦略が必要です。
円安に影響されないBUYMA戦略
では、円安に影響されないために、意識してほしい4つの戦略をお伝えします。
- 富裕層をターゲットにしよう
- ハイブランドを仕入れよう
- 国内買い付けをしよう
- リサーチしよう
➊富裕層のお客様をターゲットにする
富裕層のお客様は欲しい商品があれば、値段が上がっても購入される方が多いので円安/円高の影響を受けにくいです。
富裕層のお客様をターゲットにした商品ラインナップを意識してみましょう。
➋ハイブランドを仕入れて販売する
ハイブランドを仕入れる時は基本的に直営店で仕入れるため、他の人も同じ条件で仕入れることになります。
他の人も円安に合わせて価格設定をするので価格競争になりづらく、「自分だけが高く販売しなければならない」ということがありません。
➌積極的に国内買い付けをしていく
商品を仕入れる時は、基本的には海外から仕入れたほうが安いので、BUYMAでは海外から安く仕入れて国内で販売します。
その価格差で利益が出るというビジネスですが、円安が進むと、海外からの仕入れ値と国内仕入れ値の差が出にくなります。商品によっては国内買い付けをしたほうが利益が出ることもあります。
以前私のYouTubeでご紹介しましたが、お得に旅行ができる「全国旅行支援」という制度もありますので、そういった制度を利用してお得に旅行しながら国内買い付けをしてみてください。
❹しっかりリサーチをする
これは円安/円高に関係なく、いつもしなければならないことではありますが、円安の時こそいつもよりしっかりリサーチしましょう。
3つ目でお伝えした通り、国内買い付けのほうが利益が出る場合もあるので、国内での仕入れ価格と海外での仕入れ価格や、今人気の商品をしっかりリサーチしてみてください。
今人気のインフルエンサーや芸能人が身に着けている商品は、一般的に人気が出やすい商品です。人気の商品は値段が高くても買ってくれることが多いです。
今 何が流行っているのか、今 何が人気なのかをSNSでリサーチするのもおすすめです。
そして自分が普段扱っていないブランドもリサーチして、扱うカテゴリーを広げてみましょう。今人気の商品であれば積極的に取り扱っていきましょう。
ドルに対する円の価値が下がっても、他の通貨に対する価値は下がっていない場合もありますので買い付け国を変えるのも1つの手段です。
いつもヨーロッパやアメリカから買い付けている人は、アジア、オセアニアや他の国の商品もリサーチしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「円安でもBUYMAで稼げる!」ということと 「円安になったときの4つの戦略」をお話しました。
円安に惑わされることなく、対策をしっかりして売り上げを上げていきましょう!!
円安時代のBUYMA戦略について解説した動画も併せてご覧ください!!
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